ニッポンレンタカーサービス(本社:東京都千代田区)は、PCのインベントリ(資産)管理やソフトウェア配布・更新などを担うクライアント管理ツールを、クラウド型の「AssetView CLOUD」へと刷新した。従来はオンプレミス環境で用途ごとに3つのソフトウェアを組み合わせて運用していたが、これを一元化した。ソフトウェアの更新も、WSUS(Windows Server Update Services)からAssetView CLOUDの機能に置き換えたことで、運用の負担を減らした。AssetView CLOUDを提供したハンモックが2023年7月10日に発表した。
ニッポンレンタカーサービスは従来、IT資産(インベントリ)管理、PCへのソフトウェア配布・更新管理、セキュリティ対策の3つのソフトウェアを組み合わせ、オンプレミス環境で運用していた。
3製品を利用することによる管理の煩雑さや、WSUS(Windows Server Update Services)を利用したPC更新管理の業務負荷が課題だった。
今回、クライアントPCの管理ツールを、クラウド型のクライアント管理ツール「AssetView CLOUD」で刷新した。3つの運用管理業務を統合的に管理できるようになったほか、クラウド型で動作することから運用管理サーバーを自前で管理する必要もなくなった。
WSUSと比べて、PCへのソフトウェア配布・更新管理の工数も減った。AssetView CLOUDは、Windows Updateの制御や社内PCの状態可視化、更新プログラム配信時のネット負荷分散などの機能を備えている。