[新製品・サービス]
マクニカ、製造業の制御システムをサイバー攻撃から守るOTセキュリティ製品「Dragos」を販売
2023年7月19日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
マクニカは2023年7月19日、米ドラゴス(Dragos)のOT(Operational Technology)セキュリティ製品を販売開始した。セキュリティセンサーとデータ可視化アプリケーションで構成する基盤システムと、OT分野の脅威インテリジェンスを提供する。アセスメントやインシデント対応など各種SIサービスも提供する。販売目標は3年間で20社。
マクニカは、米ドラゴス(Dragos)のOT(Operational Technology)セキュリティ製品を販売開始した。センサーとデータ可視化アプリケーションで構成する基盤システム「Dragos Platform」と、OT分野の脅威インテリジェンス「WorldView」を提供する。アセスメントやインシデント対応など各種SIサービスも提供する(図1)。
図1:マクニカが提供する米ドラゴス(Dragos)のOTセキュリティ製品群の概要(出典:マクニカ)拡大画像表示
Dragos Platformは、IoTセンサーとなるハードウエアアプライアンス(ラックマウント型)と、センサーから収集したデータを分析・可視化するアプリケーションで構成する、OT向けのセキュリティシステムである。資産・トラフィック・脆弱性を可視化し、侵害・不正行為を検知して対応の優先度を付ける。フォレンジックと対応のためのプレイブックも提供する。
Dragos Platformのオプションで、集団防衛システム「Neighborhood Keeper」も用意している。個々の産業における検知状況を匿名で集約し、同じ業界の情報をタイムリーに共有可能である。
WorldViewは、OT分野の脅威インテリジェンスをサブスクリプション型で利用可能なサービスである。OTに特化した知見として、事案の分析情報、攻撃のTTP(戦術、技術、手順)、IoC(侵害の痕跡)、脆弱性などの情報を提供する。情勢のレポートなども提供する。
SIサービスとして、分析レポートの提供、IoTシステムアーキテクチャのレビュー、アセスメント、ペネトレーション(侵入)テスト、机上訓練、脅威ハンティング、インシデントレスポンス支援などを提供する。
「OTを標的とする脅威の増加やランサムウェア攻撃の広がりなどによって、製造業などにおいてサイバーリスクが急速に高まっている。対策においては、サイバーハイジーン(インシデントを未然に防ぐ防衛アプローチ)とサイバーレジリエンス(インシデントの早期発見・被害最小化・早期対処復旧のアプローチ)の両面を整えることが重要である」(マクニカ)
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