ワークスアプリケーションズは2023年8月17日、チャットボットサービス「HUEチャットボット」にFAQの自動作成機能を追加し、同年9月にリリースすると発表した。Azure OpenAI Serviceと連携し、FAQに用意されていない質問にも答えられるようになる。
ワークスアプリケーションズの「HUEチャットボット」(画面1)は、日本語の認識精度の高さをうたうチャットボットサービスである。登録語彙290万語(2023年1月現在)の自然言語処理辞書「SudachiDict」を備え、日本語特有の表記ゆれを判断し、あいまいな問いにも回答する。管理画面から、業界用語や専門用語などの固有の言葉を登録できる。
画面1:「HUEチャットボット」の画面例(出典:ワークスアプリケーションズ)拡大画像表示
登録済みのFAQだけでなく、アップロードした文書を検索して回答部分を提示する「ドキュメント検索オプション」を備える。社内規程や各種マニュアルなどのファイルをアップロードすると、AIがそれを参照して回答。FAQを用意する作業自体がなくなる。
今回、ChatGPT(Azure OpenAI Service)と連携し、登録済みのFAQやドキュメントに用意されてない質問にも答えられるようになった。従来は、答えが見つからない問いに「お役に立てず申し訳ありません」と返していた。
ChatGPT連携により「ドキュメント検索オプション」の機能も強化された。ChatGPTがドキュメントに含まれる情報を利用して、これまでよりも自然な文章で精度の高い回答を生成するという。
ChatGPT機能の有効/無効は、チャットボットの管理者/質問者がそれぞれ設定可能である。質問時にChatGPTに聞くかどうかを切り替えられるので、質問の目的や内容に応じて使い分けられる。
ワークスアプリケーションズ / チャットボット / ChatGPT / Azure OpenAI Service / 生成AI / HUE
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