キヤノンマーケティングジャパンは2023年8月28日、エンドポイントセキュリティ製品「ESET PROTECT」の最上位エディション「ESET PROTECT Elite」を発表した。同年9月20日から提供する。XDR(検知・対処)機能と、OSやソフトウェアの脆弱性を診断して自動修正する新機能「ESET Vulnerability and Patch Management」を備えている。価格(税別)は100~249ライセンスで1ライセンスあたり年額9720円。
キヤノンマーケティングジャパンの「ESET PROTECT」は、エンドポイントセキュリティ製品である。ウイルス対策やURLフィルタリング、クラウドサンドボックスといったマルウェア感染防止機能のほか、ストレージ暗号化機能なども備える(関連記事:キヤノンMJ、防御と事後対応を兼ね備えたエンドポイントセキュリティ「ESET PROTECT MDR」)。
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最上位エディション「ESET PROTECT Elite」は、XDR(検知・対処)機能を提供する(図1)。侵入を許したサイバー脅威に対しても検知や封じ込めといった事後対応を実現する。組織内のログデータを収集し、脅威を検知・可視化することで、セキュリティ管理者が状況を迅速に確認して対処できるように支援する。
同エディションではまた、脆弱性診断と自動修正の新機能「ESET Vulnerability and Patch Management」を提供する。OSやソフトウェアを定期的に自動でスキャンし、検出した脆弱性を深刻度に応じて優先順位づけを行う。セキュリティポリシーに合わせて、自動または手動でセキュリティパッチを適用する設定が可能である。
価格(税別)は、最小構成の100~249ライセンス(デバイス)で1ライセンスあたり年額9720円。最大構成の5000~9999ライセンスで1ライセンスあたり年額5970円。