[事例ニュース]

2023年9月11日(月)日川 佳三（IT Leaders編集部）

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　SIベンダーのJR九州システムソリューションズ（JRQSS）は、労務管理、人事給与管理、勤怠管理など複数の人事クラウドサービスを組み合わせてワンストップで提供するSIサービス「クラウドHRコンシェルジュサービス」を2021年7月から提供している。

　同サービスは、労務系に「SmartHR」を、人事・給与系に「ePro_Sta@ff」を採用している。両クラウドサービスで扱う人事データは共通性が高く、更新頻度も高いため、サービス運用担当者は情報の入力やデータの更新を2度行わなくてはならなかったという。

図1：SmartHRに入力した情報がePro_St@ffに自動で反映され、二度手間を解消した（出典：アステリア）
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　この非効率を解決するため、アステリアのデータ連携サービス「ASTERIA Warp Core」を導入し、SmartHRに入力した情報がePro_St@ffに自動で連携するようにした。これで二度手間を解消した（図1）。

　ASTERIA Warp Coreの導入前は、ある2000人規模のサービス業の顧客において、データ更新時の転記に年間100時間を超える工数がかかっていたが、導入後は転記をゼロにできた。「社員数が多い、あるいは短期雇用が多いユーザーにおいて特にメリットが大きい」（アステリア）という。