インターネットイニシアティブ(IIJ)は2023年10月2日、「IIJマネージドWAFサービス」でDDoS対策機能を標準で提供すると発表した。これまで別途契約が必要だったが、標準機能として追加費用なしで利用できるようになった。
インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJマネージドWAFサービス」は、クラウド型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)である。F5ネットワークスのWAF製品「BIG-IP Application Security Manager(ASM)」を運用管理付きのマネージドサービスとして提供する(関連記事:IIJ、F5ネットワークス製WAF「BIG-IP ASM」をマネージドサービスとして提供)。
ユーザーは、DNSのアクセス先設定をクラウド上のWAFにすることで同サービスを利用できる。IIJのエンジニアが日々の運用監視や緊急パッチ適用作業などを実施する。WAFのログとIIJ独自の脅威インテリジェンスとの相関から、WAF単体では検知が困難なインシデントも発見するとしている。
図1:「IIJマネージドWAFサービス」に標準機能として追加する「DDoS対策機能」の概要(出典:インターネットイニシアティブ)拡大画像表示
今回、これまで別途契約が必要だったDDoS対策機能を、IIJマネージドWAFサービスの標準機能として追加費用なしで利用できるようにした。IIJの国内外のバックボーンネットワークに分散配置したDDoS対策システムを用いてDDoS攻撃を検出し、通信をブロックする。WAFのみではWebサイトのセキュリティ対策として不十分になりつつある現状から、同サービスを不正アクセスとDDoS攻撃の両方に対する防御策として提供する。
同サービスの参考価格(税別)は、帯域10Mbit/s、シングル構成、1保護対象サービス(FQDN)で月額15万4000円。
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