オロは2023年11月2日、プロジェクト型の受託ビジネスを運営するサービス事業者向けのクラウドERP「Reforma PSA」をバージョンアップし、新機能「帳票メール配信機能」を追加した。Reforma PSAで作成した見積書、請求書、発注書などの帳票をシステム上で取引先にメールで直接配信できるようになった。
オロの「Reforma PSA(Professional Service Automation)」は、プロジェクト型の受託ビジネスを運営するサービス事業者向けのクラウド型ERPソフトウェアである。ITサービスやコンサルティング、Web制作などの受託ビジネスにおいて、各業界の商習慣を取り込んだ機能群を提供する(関連記事:オロ、サービス事業者向けクラウドERP「Reforma PSA」の画面デザインを刷新、操作性を向上)。
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今回、新機能として「帳票メール配信機能」を追加した(図1)。Reforma PSAで作成した見積書、請求書、発注書などの帳票をシステム上で取引先にメールで直接配信できるようになった。従来は印刷・封入をして郵送するか、PDFファイルを都度ダウンロードしてメールに添付・送信する必要があった。
Reforma PSAから帳票を配信する方法は、メールへのダウンロードURL記載と、メールへの帳票PDFファイルの添付の2つで、取引先ごとにいずれかの方法を指定できる。
Reforma PSAは、「販売」「購買」「勤怠」「経費」の4モジュールで構成する。初期費用は不要で、利用する機能と利用人数によって月額料が変動する。月額料(税別)は、販売が6000円、購買が2000円、勤怠が300円、経費が300円で、社外からReforma PSAへのアクセス権限設定オプションが300円となっている。