SCSKは2023年11月30日、Azure OpenAI ServiceのSIサービスに、生成AIを用いて社内文書を対話型で検索し回答する機能を追加した。社内情報の検索や担当部署への問い合わせにかかる時間を減らせるとしている。価格(税別)はベースとなる生成AI機能が150万円から、今回追加した自社の文書を検索して回答する機能が200万円から。
SCSKは、2023年8月からAzure OpenAI ServiceのSIサービスを提供している。大規模言語モデル(LLM)を用いた対話型の生成AI機能を、自社専用のシステム環境で利用可能な仕組みを構築する。チャット画面で自然文で質問や依頼を行うインタフェースを備える。テンプレートを用い、最短2週間で利用を始められるとしている。
図1:Azure OpenAI ServiceのSIサービスの概要(出典:SCSK)拡大画像表示
今回、情報ソースとして、ユーザー企業の社内文書(PDF)を検索して回答する機能を追加した。事前に取り込んだ社内文書から生成AIが情報を抽出し、質問に回答することで、社内情報の検索や担当部署への問い合わせにかかる時間を減らせる。最短3週間で利用を始められるとしている(図1)。
価格(税別)は、ベースとなる生成AI機能が150万円から、今回追加した自社の文書を検索して回答する機能が200万円からとなっている。
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