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「ラフィネ」運営のボディワークHD、請求書受領を電子化、グループ8社で年3000時間削減

2023年12月8日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

リラクゼーションスペース「ラフィネ」などを運営するボディワークホールディングス(本社:東京都中野区)は、グループ全8社が受領する年間1万5000件の請求書の事務処理を電子化した。Sansanの請求書受領クラウドサービス「Bill One」を導入し、処理に要していた約3000時間を削減、経理部門1人あたりのリモートワーク時間が月44時間から月84時間に増えた。Sansanが2023年12月5日に発表した。

 ボディワークホールディングスは、商業施設や駅ビルに入居するリラクゼーションスペース「ラフィネ(Raffine)」や温浴施設などを運営している。グループ8社で受領する請求書の総数は年間約1万5000件に上る。受領する請求書の大半が紙で、総務・経理部門は請求書の処理のために出社し、開封や振り分けに手間がかかっていたという。

 オフィスの移転やリモートワークの推進をきっかけに、2021年8月からグループ各社にSansanの請求書受領クラウドサービス「Bill One」を順次導入。請求書をBill Oneで一元管理することで、各請求書の内容やステータスの把握、請求書の差し戻しや問い合わせが容易に行えるようになった。

 グループでの全面導入により、請求書の事務処理に要していた約3000時間を削減した。事務処理に伴う出社・残業が減り、経理担当者1人あたりのテレワーク実施時間が月44時間から月84時間に増えたという。

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