PayPay銀行(本店:東京都新宿区)は、一部の取引や手続きにおける本人認証手段に、登録済みの電話番号から電話をかけさせる仕組みを採用した。Web API経由で電話による本人認証が可能なインテックの「電話認証サービス」を採用して構築した。既存の対策に電話認証を追加することでセキュリティを強化する。インテックが2024年1月15日に発表した。
Zフィナンシャルのネット銀行であるPayPay銀行は、一部の取引や手続きにおける本人認証に、登録済みの電話番号から電話をかけさせる仕組みを採用した。Web API経由で電話による本人認証が可能なインテックの「電話認証サービス」を採用して構築した。既存の対策に電話認証を追加することでセキュリティを強化する(画面1)。
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電話認証サービスは、利用者が契約している電話番号を用いる本人認証サービスである。クラウドサービスであり、既存のWebサイトからWeb API経由で利用できる。会員サイトへのログインや会員情報の変更、特定のトランザクション実行など、本人を確認すべき場面で利用する。
契約時に厳格な本人確認が必要な電話番号を認証手段として利用することでセキュリティレベルを高める。また、認証用の電話番号に電話をかけるだけで認証が完了する利便性やWebサービスへの導入のしやすさを長所に挙げている。