アイセイ薬局(本社:東京都千代田区)は、人事部門の業務のデジタル化に取り組んでいる。NTTデータ イントラマートのローコード開発プラットフォーム「intra-mart」を用いて、住所変更届や特別休暇届など約10のワークフローを構築し、2021年秋より運用している。人事部所管の一部の申請のシステム化だけで、年間数千件の申請をペーパーレス化している。NTTデータ イントラマートが2024年1月23日に発表した。
アイセイ薬局グループは、調剤薬局の運営を中心に介護福祉施設や医療モールの開発・運営、医院開業・医療経営の支援など、地域医療に重点を置いたサービスを広く展開している。また、早期から患者に提供するサービスのデジタル化に取り組んでいる(関連記事:正確な服薬記録を促すスマホアプリを提供し、患者-医師-薬局のスクラム強化に新機軸─アイセイ薬局)。
同社では以前、人事諸届は紙の申請書を人事部門が人手で処理していた。グループ連結で従業員数が4000人を超える中で申請が年間で数千件に上り、申請ワークフローのシステム化が課題となっていた。
そこで、人事諸届の申請プロセスをそのままシステムとして実装できるワークフロー機能を備えていること、プラットフォームとしての柔軟性・拡張性などを評価して、NTTデータ イントラマートのローコード開発プラットフォーム「intra-mart」を導入した。特に、「承認ルートを自由に設定できること、サーバー数課金体系でユーザー数課金と比べ費用が安価になること、ローコード開発とスクラッチ開発の両輪で自社仕様に合わせて迅速に開発できること」が選定要因になったという。
同プラットフォーム上に住所変更届、兼業許可願、扶養家族変更届、振込口座変更届、特別休暇届など約10のワークフローシステムを構築し、2021年秋に運用を開始。人事部所管の一部の申請のシステム化だけで年間数千件の申請をペーパーレス化した。intra-martの導入・運用をNECネクサソリューションズが支援している(図1)。
図1:アイセイ薬局が構築した、人事業務の申請ワークフローシステムの概要(出典:NTTデータ イントラマート)拡大画像表示
現時点で、人事関連の申請・届出でシステム化されていないワークフローは50以上ある。今後、これらもintra-martに載せて、近い将来にすべての申請ワークフローを構築する計画という。「まずは当面の最大の目標である人事異動申請を完成させたい」(アイセイ薬局)。
アイセイ薬局は、人事諸届の申請業務のデジタル化がもたらす効果として、以下を挙げている。
- 現業部門による、ローコード開発を活用した申請画面などの開発
- 年間数千件に上る人事諸届の申請ワークフローをペーパーレス化
- 申請業務のデジタル化による、従業員の手間やミスの減少
- 人事部門による、紙の申請書の処理削減と業務効率向上
同社は、人事部門所管のワークフローシステムの取り組みに加えて、さまざまな業務領域でintra-martの活用を推進する方針の下、人事部門同様に人手によるアナログ作業を抱えている他の従業員の研修や業務デジタル化にも取り組んでいる。
アイセイ薬局 / ワークフロー / intra-mart / ローコード / ペーパーレス / 内製化 / 医療 / 医薬品 / NTTデータ イントラマート
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