シーイーシー(CEC)は2024年2月15日、レガシーマイグレーションツール「OpenFrame」(開発元:韓国TmaxSoft)を販売開始した。メインフレームで稼働しているアプリケーションをオープン系に移行するためのツールである。ソースコードを書き換えずに載せ替えるリホスト型、コンテナで動作するJavaアプリケーションに変換するリアーキテクチャ型の両移行方式に対応する。
SIベンダーのシーイーシー(CEC)が販売を開始した「OpenFrame」は、韓国TmaxSoft(日本法人:日本ティーマックスソフト)のレガシーマイグレーションツールである。メインフレームで稼働するアプリケーションをオープン系システムに移行するツールで、ソースコードを書き換えずに載せ替えるリホスト型、コンテナで動作するJavaアプリケーションに変換するリアーキテクチャ型の両移行方式に対応する(図1)。
図1:「OpenFrame」によるメインフレームからの移行(出典:日本ティーマックスソフト)拡大画像表示
リホスト型の移行では、既存のソースコード(COBOL、PL/I)を書き換えることなく、そのままオープン環境(Linux)に移行する。OpenFrameは、それに必要なプリコンパイラや各種ミドルウェアを提供する。オープン環境で動作するデータベースやTP(トランザクション処理)モニター、JCL(ジョブ記述言語)、各種言語処理系などを備えている。
リアーキテクチャ型の移行では、既存のソースコードを、コンテナ環境で動作するマイクロサービス型のJavaアプリケーションに自動変換する。負荷に応じて計算資源を増減する自動スケーリング機能、コンテナ運用基盤であるKubernetesの自動スケーリング機能を備えている。
CECは2015年からレガシーマイグレーションのSIサービス「Re@nove」を提供している。同社は以前からSIでOpenFrameを用いることがあったが、メインフレームの販売終了発表など、高まる脱メインフレームの動きを受けて、今回OpenFrameのライセンス販売を開始した。OpenFrameでマイグレーションを支援した顧客の1社として、照明器具を製造・販売するYAMAGIWA(本社:東京都港区)を挙げている。
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