クラスメソッドは2024年3月8日、SIサービス「生成AIチャットボット らくらくRAG導入パック」を発表した。RAG(検索拡張生成)構成のAIチャットボットシステムをAWS上に最短2週間で構築する。大規模言語モデル(LLM)はGPT-4とClaude 3から選べて、チャットボットのUIにはMicrosoft TeamsやSlackなどを利用できる。
クラスメソッドの「生成AIチャットボット らくらくRAG導入パック」は、RAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)構成のAIチャットボットシステムをAmazon Web Services(AWS)上に最短2週間で構築するSIサービスである。チャットボットのUIにはMicrosoft TeamsやSlackなどを利用できる(図1)。
図1:「生成AIチャットボット らくらくRAG導入パック」で構築するヘルプデスクシステムの概要(出典:クラスメソッド)拡大画像表示
大規模言語モデル(LLM)は、米OpenAIのGPT-4/GPT-3.5またはAmazon Bedrockで提供している各種LLMから選択する。Bedrockでは米Anthoropicの「Claude 3」を選べる。Bedrockの場合はAWS環境内で完結するので、より安全な環境を実現するとしている。
生成AIの利用にあたって、データが学習に使われることはない。また、専用のAWS環境にシステムを構築するため、ユーザーの管理下で文書やデータを扱う。クラスメソッドでは、回答精度の向上や運用改善のコンサルティングなど支援を合わせて提供する。
クラスメソッドは、自社で同様の構成のヘルプデスクシステムを構築・運用し、そのノウハウをベースにコンサルティング/SIサービスを提供する。同社内のヘルプデスクに寄せられる質問の1次回答を生成AIチャットボットに代行させたところ、担当者の業務量が3割減り、回答満足度は70%以上だったという。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



