SI/ITコンサルティング会社のSOLIZE(ソライズ)は2024年3月27日、ソフトウェア開発プロジェクトにおけるドキュメントの作成支援サービスを開始した。企画段階からプロジェクトに参加し、関係者へのヒアリングを行ったうえでドキュメント作成をサポートする。
SOLIZE(ソライズ)は、複数のメンバーがプロジェクトに携わるソフトウェア開発の現場で起こりがちな問題について次のように説明している。「システム開発や設計に精通したメンバーばかりではなく、要求仕様書や基本設計、詳細設計の各指示書において記述の誤りが発生することも多い」。それが原因となって、仕様に関する認識の齟齬、用語への認識の相違や伝達の誤り、「言った/言わない」のようなコミュニケーションロスが生じてしまう。
また、第三者検証のようなテスト専門チームが参加する開発プロジェクトにおいて、テストチームが開発チームへ仕様確認のため頻繁にヒアリングを行う結果、開発工数と評価工数が膨れ上がり、納期までに間に合わなくなることがあるという。「クライアント、開発チーム、テストチームなど複数の関係者が同じ認識の下でプロジェクトを推進するためには適切なドキュメントの作成が必要になる」(SOLIZE)。
SOLIZEは、こうした諸問題を解決するノウハウを基に、開発プロジェクトにおけるドキュメント作成支援サービスを提供する。企画段階からプロジェクトに参加し、関係者へのヒアリングを行ったうえでドキュメント作成をサポートする。
作成支援サービスの提供ノウハウを、同社のソフトウェアエンジニアリング部が蓄積している。同部では、ソフトウェア開発や第三者検証サービスを通じて、ソフトウェア開発現場の品質向上をサポートしている。第三者検証サービスでは、テスト計画・実行からプロジェクトマネジメント支援、プロジェクト品質の改善につながるコンサルティングまでを請け負い、開発の現場を支えている。
企画段階からプロジェクトに参加できず、開発・実装済のソフトウェアからテストを設計するケースであっても、作成済みの画面設計書からリバース作業を行い、開発チームとテストチームで認識の齟齬が発生しないドキュメント作成を行うという。
「曖昧な要件定義書は、本来の意図から外れた解釈を生み、手戻りの原因になりうる。ドキュメントを整備することで、発注者と開発側の認識合わせが可能になり、そこからプロジェクトメンバー間の意思疎通が図れ、結果として開発工数の削減につながる」(同社)
プロジェクト管理 / 要件定義 / 要求仕様 / ITコンサルティング / 開発テスト
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