NECは2024年4月1日、サイバーセキュリティ事業を新体制に移行した。これまで同事業を担ってきた同社セキュリティ事業統括部を、子会社のNECセキュリティに統合した。人材や知見などをNECセキュリティに集約し、セキュリティ関連サービスの開発・提供を強化する狙いがある。
NECは2024年4月1日付けでサイバーセキュリティ事業を新体制に移行した。これまで同事業を担ってきた同社セキュリティ事業統括部を、子会社のNECセキュリティに統合した。人材や知見などをNECセキュリティに集約し、セキュリティ関連サービスの開発・提供を強化する狙いがある。
現在、NECが注力するセキュリティ関連サービスに「データドリブンサイバーセキュリティサービス」がある。企業内に分散するシステムの運用・監視データを1カ所に集約・分析・可視化することで、セキュリティ対策を全体最適化する(図1、関連記事:NEC、「データドリブンサイバーセキュリティ事業」を立ち上げ、運用データ分析で経営判断を支援)。
図1:「データドリブンサイバーセキュリティサービス」のサービスメニュー(出典:NEC)拡大画像表示
なお、NECセキュリティは、情報セキュリティサービス企業のインフォセックが母体である。NECは2014年3月に資本参加し、2020年3月に100%子会社化、2023年4月にNECセキュリティに社名を変更した。
同社はこれまで、企業や政府機関の重要インフラを対象にセキュリティサービスを提供してきた。防衛事業部門を含むNEC社内のセキュリティ監視を通じて、そのノウハウを蓄積している。今回の事業体制の再編により、サービスの開発・提供力を強化する。
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