村田製作所(本社:京都府長岡京市)は2024年1月、間接費管理にコンカーの出張・経費管理クラウドサービス「SAP Concur」を導入した。同年4月には国内グループ全29社、従業員約3万人が利用を開始した。年間5000万円以上の出張費削減などを見込む。コンカーが同年5月13日に発表した。
村田製作所は、グループの経営変革においてデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進している。中期方針では、DXの推進テーマとして、生産性を高めて新たな価値を創出するため、組織や業務の仕組みの変革を掲げて、間接費管理に、コンカーの出張・経費管理クラウドサービス「SAP Concur」を導入した。
画面1:出張・経費管理クラウドサービス「SAP Concur」の画面例(出典:コンカー)拡大画像表示
同社ではこれまで、経費精算にExcelや紙伝票などを用いてきた。フォームやシステムの統一がなされてなく、申請作業の負担や誤入力の問題があった。承認確認も目検で時間を要し、ガバナンス面でリスクのある運用だったという。
「また、コロナ禍が落ち着いて従業員の出張が増え始め、出張コストや地政学的リスクへの危機管理も課題になっていた」(同社)。SAP Concurの導入により、出張費は年間5000万円以上のコスト削減を見込んでいる。また、同サービスの機能と運用の見直しによって、従業員の経費精算申請にかかる時間も、年間1万3000時間の削減効果を算出している。
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