住信SBIネット銀行は2024年5月24日、法人向け外貨送金サービスにおいて、「ISO20022」フォーマットでの送金を開始したと発表した。外貨送金の依頼、銀行間決済、入金の通知まで共通フォーマットで伝達する。効果として、送信処理速度の向上やコンプライアンス業務の効率化を挙げている。
住信SBIネット銀行は、世界の主要金融機関が加盟する通信ネットワークのSWIFT(スイフト、Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication SC:国際銀行間通信協会)に加盟している。外貨送金は、SWIFTが提供するグローバルネットワークを介して決済する。
図1:MTフォーマットからISOフォーマットへの移行イメージ(出典:住信SBIネット銀行)拡大画像表示
SWIFTは、2023年3月から2025年11月にかけて外貨送金のデータフォーマットを従来のMTフォーマット(メッセージタイプ)から、新たな統一フォーマット「ISO20022」に移行していくことを発表している(図1)。
SWIFT加盟の金融機関は、2025年11月までにISO20022に対応することが求められている。住信SBIネット銀行は今回、外貨送金サービスでISO20022フォーマットの利用を始めた。外貨送金の依頼、銀行間決済、入金の通知まで共通フォーマットで伝達する。
ISOフォーマットへの移行で送金処理速度が向上する。また、情報量の増大ににより、顧客サービスの向上を図れる。さらに、外貨送金時における外為法などの法令順守やマネーロンダリング防止といったコンプライアンス業務を効率化・一部自動化できるとしている。
住信SBIネット銀行 / 金融 / 銀行 / EDI
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