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CData、複数のデータソースを仮想統合する「CData Virtuality」をリリース

買収した独Data VirtualityをCData製品としてリブランド

2024年7月26日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

CData Software Japanは2024年7月25日、データ仮想化ソフトウェア「CData Virtuality」を提供開始したと発表した。物理的に分散しているデータベースを仮想的/論理的に統合する。これにより、データ分析ツールなどからデータへのアクセスを簡素化する。

 CData Software Japanの「CData Virtuality」は、物理的に分散しているデータベースを仮想的/論理的に統合するデータ仮想化ソフトウェアである。データ分析ツールなどからデータへのアクセスを簡素化する。同ツールは、米CData Softwareが買収した独Data VirtualityのツールをCData製品ポートフォリオとしてリブランドしたものである(図1)。

図1:複数のデータソースを仮想的に統合するソフトウェア「CData Virtuality」の概要(出典:CData Software Japan)
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 「多くの企業は、業務データをオンプレミスやSaaSなど複数のシステムやデータベースに分散させて管理している。また、業務データの多くは未加工のままではBIやAIで利用できない場合が多い。このようなデータ群へのアクセス手段を確保することが重要である」(同社)

 CData Virtualityは、分散したデータを活用する手段として、データを移動させることなく仮想化して論理的に統合する機能と、データをレプリケーションする機能(複製、ETL/ELT)を備えており、これらを必要に応じて組み合わせてデータ活用基盤を構築可能である。

 仮想化機能では、外部データベースにクエリーを投入して結果を受け取るプッシュダウン機能、複数のデータベースへの問い合わせ結果を集約したテーブルを保持するマテリアライズドビュー機能、データのキャッシュ機能などを備えている。接続先のデータソースは200種類以上で、リアルタイムに連携可能だとしている。

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CData Software / データ統合 / ETL

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