[新製品・サービス]
NTTデータグループとクニエ、「サステナブルIT診断コンサルティング」を共同で提供
2024年7月29日(月)IT Leaders編集部
NTTデータグループとクニエは2024年7月25日、ITコンサルティングサービス「サステナブルIT診断コンサルティング」を同年7月30日より共同で提供すると発表した。ユーザー企業におけるIT領域のサステナビリティ(持続可能性)レベルを可視化したうえで、現状のIT戦略を考慮した改善提案/戦略策定までを支援する。販売目標として2年間で30件を掲げている。
NTTデータグループとクニエが共同で提供する「サステナブルIT診断コンサルティング」は、ユーザー企業におけるIT領域のサステナビリティ(持続可能性)レベルを可視化したうえで、現状のIT戦略を考慮した改善提案/戦略策定までを支援するITコンサルティングサービスである。オプションで、継続的なモニタリング、成熟度の評価、エネルギー効率性の評価なども提供する(図1)。
図1:「サステナブルIT診断コンサルティング」の提供イメージ(出典:NTTデータグループ、クニエ)拡大画像表示
図2は、IT持続可能性の可視化方法を示したもので、5項目(IT目標とガバナンス、デバイス管理、アプリケーション、クラウド、インフラ)/147個の網羅的な質問を通じてサステナビリティ成熟度を算出・評価する。CO2排出量の簡易算定も行う。
図2:147個の質問で算出したサステナビリティ成熟度の評価内容(出典:NTTデータグループ、クニエ)拡大画像表示
NTTデータグループは欧州でIT領域のサステナビリティレベル診断サービスを提供している。今回、この知見を基に国内向けのサービスとして提供する。「NTTデータグループとクニエが協業することで、サステナビリティレベル診断に加え、診断結果から可視化された課題を反映したIT戦略の立案、ロードマップの作成が行える」(両社)としている。
「ITシステムの電力使用量が急増している。生成AIの利用拡大で今まで以上のペースで使用量が増えることも懸念されている。企業がより持続可能なIT運用にシフトするには、自社のIT領域のサステナビリティレベルを包括的に把握することが必要である」(両社)
販売目標として2年間で30件を掲げている。両社は今後、上記5領域において環境負荷低減のためのサービスを拡充し、ユーザー企業のサステナブルなIT運用を支援していく。
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