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OSTech、BPMN準拠の業務プロセス自動化ツール「Appian」を販売、データの仮想統合などに強み

2024年8月6日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アウトソーシングテクノロジー(OSTech)は2024年8月6日、アピアンジャパンの業務プロセス自動化ツール「Appian Platform」を販売すると発表した。BPMN2.0に準拠し、業務のワークフローを作図/定義して実行可能である。複数のシステムに分散するデータを仮想統合したアプリケーションの構築を可能にするほか、プロセスマイニング機能も備えている。

写真1:米Appian創業者兼チーフ・エグゼクティブ・アンバサダーのマーク・ウィルソン氏
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 米Appian日本法人、アピアンジャパンの「Appian Platform」は、BPMS(業務プロセス管理システム)ソフトウェアである。BPMN 2.0に準拠したワークフロー記法で業務プロセスを作図/定義し、これを実行可能である。ワークフローを起点に、社内に分散している人やデータ、システムを連携させられる。

 今回、アウトソーシングテクノロジー(OSTech)がアピアンジャパンのパートナーになった。OSTechは、Appian Platformのソフトウェアライセンスを販売するほか、Appian Platformを活用したSIサービスを提供する。

 なお、パートナー契約に先立ち、OSTechの社内システムの一部をAppian Platformで自動化した。その結果、作業工数が24%減った。同システムは2024年5月から「業務標準化システム」として稼働している。

 Appian Platformの強みについて米Appian創業者兼チーフ・エグゼクティブ・アンバサダーのマーク・ウィルソン氏(写真1)は、データファブリックやプロセスマイニングの機能を備えることを挙げる。

 データファブリックにより、複数のシステムに点在するデータを、コピーすることなく仮想的に統合して活用可能である。データは、読み込むだけでなく更新処理も可能である。

 プロセスマイニングでは、業務プロセスを可視化したうえで、ボトルネックがどこにあるのかが分かる。また、開発者が介在することなく、エンドユーザー自身でデータに対して質問を投げ、洞察を得られるとしている。

関連キーワード

BPMN / BPMS / Appian / データファブリック

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