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ERP「ProActive C4」がJIIMAの「電子取引ソフト法的要件認証」を取得─SCSK

電帳法に準拠した帳簿・証憑の作成・保存がシステムで完結

2024年9月9日(月)IT Leaders編集部

SCSKは2024年9月6日、ERPアプリケーション「ProActive C4」において、電子帳簿保存法要件を満たすシステム認証(JIIMA認証)の「電子取引ソフト法的要件認証」を取得したと発表した。取得済みの4つの認証と合わせ、帳簿、決算関係書類、取引関係書類、電子取引の保存がProActiveで完結できるようになる。

 SCSKの「ProActive C4」は、会計、人事給与、販売管理、経費、勤怠管理といった基幹業務全般をカバーするERPアプリケーションである。ソフトウェアライセンスに加えて、システム開発・導入、保守のSIサービスを提供する。

図1:ERP「ProActive」が備える電帳法対応機能(出典:SCSK)
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 ProActive C4はこれまで、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA:ジーマ)が認定する、電子帳簿保存法要件を満たすシステム認証(JIIMA認証)のうち4つを取得している。帳簿、決算関係書類、取引関係書類(自社発行)、取引関係書類(取引先から受領、スキャナ保存)である。JIIMA認証を取得していない認証区分については、他のシステムと併用して対応していた(図1)。

 今回、電子取引を対象とした「電子取引ソフト法的要件認証」を追加の形で取得し、電帳法関係の保存要件をProActive C4で完結できるようにした。これによりユーザーは、電帳法の要件を満たしているかを個別に確認する必要がなくなる。

 電帳法に照らしてProActive C4の仕組みを見ると、帳簿と証憑(書類、スキャン文書、電子取引)をシステムに保存しており、帳簿と証憑の相互関連性を確保している。これらは取引先、取引日、取引金額などで検索が可能である(図2)。

図2:電帳法から見たProActiveの特徴(出典:SCSK)
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 スキャナ保存については、証憑書類の登録時にスキャナ保存要件(解像度200dpi以上、24ビットカラー)を満たしていることを確認する。電子取引保存時には、「アマノタイムスタンプサービス 3161」がタイムスタンプを自動付与する。タイムスタンプはPDFソフトウェアなどで検証が可能である。

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SCSK / ProActive / 電子帳簿保存法 / ERP

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