[データ駆動型社会を支える「データスペース」の実像─ハンズオンで理解するその価値と可能性]
次代を担うデータ基盤「データスペース」とそのテクノロジー[後編]:第2回
2024年9月11日(水)越塚 登(東京大学大学院 情報学環 教授)
ビジネスの高度化はもちろん、社会運営にとってもデータ活用の重要性は論を俟たない。一方で、データがサイロ化しシステムや組織内で留まっていては、その真価は発揮されない。データを十全に生かすには、信頼性を担保しながら組織や国境を越えて共有・連携するためのプラットフォーム、すなわち「データスペース」が必要となる。今回は第1回に引き続き、東京大学大学院 情報学環 教授/一般社団法人データ社会推進協議会 会長の越塚登氏が、日本におけるデータ活用の取り組みの変遷や、データスペース構築に向けた政府や自治体の動向、アカデミアが担う役割について解説する。
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バックナンバー
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