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[新製品・サービス]

CTC、環境経営支援サービスのスタートパックを提供、GXの取り組み状況を最短2カ月で診断

2024年10月16日(水)IT Leaders編集部

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2024年10月15日、環境経営支援サービス「GXアドバイザリサービス・スタートパック」を提供開始した。温室効果ガス排出量の可視化・削減を支援し、グリーントランスフォーメーション(GX)の取り組み状況を最短2カ月で診断する。料金(税別)は500万円から。販売目標として3年間で30社を掲げている。

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の「GXアドバイザリサービス・スタートパック」は、企業・組織の温室効果ガス(GHG)排出量の可視化・削減を支援する環境経営支援サービスである。

 グリーントランスフォーメーション(GX)の取り組み状況を最短2カ月で診断する。ヒアリングやデータ収集を通して課題を洗い出し、サステナビリティ関連業務の効率化/システム化についての計画立案を伴走型で支援する(図1)。

図1:GX推進を伴走支援する「GXアドバイザリサービス・スタートパック」のサービスメニュー(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)
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 既存のGXアドバイザリサービスは、要望に合わせてサービス内容をオーダーメイドで設計する。今回提供のスタートパックはサービス内容を定型化した簡易メニューに相当し、現状把握、ヒアリング、診断のみを提供する。

 サービスメニューとして、サステナビリティ業務を統括するコーポレート部門向けメニューと、DXの推進や環境対策を行う事業部門向けメニューを用意している。

 コーポレート部門向けメニューでは、データの収集や情報開示の業務フローを整理し、課題を洗い出す。効率的に情報を開示するためのツールを選定し、ツールの機能評価を支援する。

 事業部門向けメニューでは、個々の製品が環境に与える影響を評価すると共に生産設備の消費電力量を調査する。GHG排出量計算で必要になる生産・輸送における活動量の収集状況を診断し、データ取得の自動化やデータ活用に向けたシステムを提案する。

 「GHG排出量や気候関連リスク・機会といった開示要求が高まる中、カーボンニュートラルに向けた活動を成長機会と捉えて取り組む企業が増えている。しかし、GXの推進には専門的な知識やスキルが必要で、人材の確保や効率的な仕組みの導入が課題となっている」(CTC)。

 こうした課題を受け、CTCは以前より、気象データの解析・シミュレーション技術を基に再生可能エネルギー発電事業者に向けたコンサルティング/SIサービスを提供している。2022年からは顧客企業に向けて、GHG排出量可視化・削減支援、再生可能エネルギーの導入・活用支援などカーボンニュートラル関連サービスを体系化して提供している。

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CTC / 環境経営 / コンサルティング / 脱炭素社会 / ESG / SDGs / グリーントランスフォーメーション / サステナビリティ

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