ヤマハ(本社:静岡県浜松市)は、顧客体験の向上とデータ駆動型経営の実現を目的に統合データ基盤を構築した。インフォマティカのマスターデータ管理(MDM)ツール「Multidomain MDM SaaS」を用いて、企業内に分散したデータを一元管理して、信頼性の高いデータを利用できるようにする。インフォマティカが2024年12月10日に発表した。
楽器や音響機器、部品・装置などの大手メーカーであるヤマハは、消費者ニーズの変化に迅速かつ正確に対応するため、商品、顧客、財務などのデータを連携させて可視化する統合データ基盤を構築した。
これまで分散していたデータを一元的に管理するインフォマティカのマスターデータ管理(MDM)ツール「Multidomain MDM SaaS」(図1)を導入し、グローバル規模で稼働する200以上のシステムが扱うデータを連携させている。
図1:マスターデータ管理ツール「Multidomain MDM SaaS」の構成図(出典:インフォマティカ)拡大画像表示
導入したMDMシステムは、分散したデータを収集・統合してマスターデータ管理を行う機能のほか、データの閲覧権限や変更履歴を管理する機能を備える。ヤマハは今後、MDMとデータカタログを活用したデータ活用を検討する。
なお、Multidomain MDM SaaSは、インフォマティカのクラウド型データマネジメントプラットフォーム「Intelligent Data Management Cloud(IDMC)」を構成するサービスの1つである(関連記事:インフォマティカ、データ統合ソフト「IDMC」をAzureの分析サービス「Microsoft Fabric」から提供へ)。
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