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テラスカイ、Salesforceベースの会計システム新版「mitoco 会計 3.0」を提供、債権管理機能を追加
2024年12月26日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)
テラスカイは2024年12月27日、クラウド会計システム「mitoco 会計」をVer.3.0にバージョンアップした。提供済みの財務・管理会計、債務管理に加えて「債権管理」機能を追加。売掛金や貸付金などの債権を管理できるようになった。
テラスカイの「mitoco 会計」は、Salesforceをデータ基盤にして、同プラットフォームで動作するクラウド型会計システムである。クラウドERPの「mitoco ERP」のサービスとして会計管理機能を提供する(関連記事:テラスカイ、クラウドERP「mitoco ERP」を発表、Salesforce上に財務会計・人事管理機能を実装)。
mitoco 会計は、財務状況や損益発生状況をレポートする「財務・管理会計(GL)」と仕入先および社員に対する支払業務と債務残高管理を行う「支払管理(AP)」で構成する。今回、新たな機能として、債権管理や入金消込を行う「債権管理(AR)」を追加した。5種類のマスター(入金単位、入金方法、銀行情報、自社銀行口座、得意先)を提供する。
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債権伝票と入金伝票の入力を債権管理(AR)の画面で行い、債権計上仕訳と入金仕訳を財務・管理会計(GL)に連携する(画面1)。申請した伝票の一覧表示と承認・否認処理、債権伝票と入金伝票の消込処理が行える(画面2)。
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mitoco 会計の月額料金(税別)は、Salesforceライセンスを含むシステム利用料として、ベースとなる財務・管理会計機能で7万円、支払管理と債権管理がそれぞれ3万円。月額のユーザーライセンスが別途必要で、標準の「Standardユーザー」が1万円、参照用の「Limitedユーザー」が3000円など。