[新製品・サービス]
書類の読み取り・翻訳からExcel操作まで一連の業務を自動化する「業務用AIエージェント」─E&D
2025年1月7日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
イーアンドディー(E&D)は2025年1月7日、「業務用AIエージェント」を発表した。OCR、生成AI、RPAなどを組み合わせ、特定業務における書類や画像の入力作業を自動化するツールである。最初のサービスとして「中古車輸出業向けエージェント」を同年1月末にリリースする。その後、保険業界向けなど各業界向けのAIエージェントを順次リリースする。
イーアンドディー(E&D)の「業務用AIエージェント」は、特定業務における書類や画像の入力作業を自動化するツールである。OCR、生成AI、RPAなどのシステム要素を組み合わせて実現している。
最初のサービスとして、「中古車輸出業向けエージェント」を2025年1月末にリリースする。その後、スマートパーキング、自動車流通、オークション業界、保険業界など、各分野・各業界向けのAIエージェントを順次リリースする。
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中古車輸出業向けエージェントは、OCRと画像認識、AIを組み合わせることで、車検証、コーションプレート、フレーム番号、停車位置標識の写真などの入力と仕分けを自動化する。車検証の英訳帳票の自動生成といった用途に対応する(図1)。
「多くの企業で紙書類への記入や人手による入力作業が残っている一方、生成AIの進化によって業務上の判断を自動化できるようになった。AIにOCRやRPAを組み合わせることで、書類の読み取りからExcel操作、翻訳といった一連の作業を自動化可能である」(E&D)