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みずほFG、デジタルアダプションで人事システム「SuccessFactors」などの使い勝手を改善

2025年1月9日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三

みずほフィナンシャルグループ(本社:東京都千代田区)は、人事システム「SAP SuccessFactors」とLMS(学習管理システム)「Cornerstone Learning Management」を対象に、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を採用した。問い合わせや差し戻しを減らして業務生産性の向上を目指す。テックタッチが2025年1月9日に発表した。

 みずほフィナンシャルグループは、人的資本経営の強化に向けて、グループ5社共通の人事制度に関する新たな枠組み「かなで」を策定。その下での人事制度を支えるグローバル共通基盤として、人事システム「SAP SuccessFactors」とLMS(学習管理システム)「Cornerstone Learning Management」を運用している。

 「SaaSには、低コストで迅速に導入できるメリットがあるが、一般にカスタマイズ性が低く、業務をSaaSに合わせる必要がある。また、海外製品には日本の業務に馴染まない部分もあり、利便性の観点で多くの制約に苦労してきた」(同社)という。

画面1:「テックタッチ」の操作ガイド表示例(出典:テックタッチ)
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 こうしたSaaSの課題を解消する仕組みとして今回、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」の導入を決定した。同ツールは、エンドユーザーが普段利用しているSaaS/アプリケーションの画面上に、操作を支援するガイドやヒントをリアルタイムに表示する。Webブラウザに専用プラグインをインストールすることで利用できる(画面1関連記事操作ガイドツール「テックタッチ」新機能、クリック/セレクト操作やデータ入力を自動化)。

 みずほフィナンシャルグループは、社員がつまずきそうな部分にコメントを追記したり、入力を支援するガイドを画面上に表示したりすることで、マニュアルを参照しなくても正確に申請できるようにした。また、緊急の案内や利用を避けてほしい時間帯については、システムの画面上にメッセージを表示するようにして促す。こうした社員への連絡も手軽に行えることも評価している。

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