[新製品・サービス]
AIがメール内容を分析して事業機会/リスクを検出する「Mail Beacon-1」─社会整備サポート協会と第一情報システムズ
2025年2月27日(木)IT Leaders編集部
一般社団法人社会整備サポート協会と第一情報システムズは2025年2月26日、メール分析サービス「Mail Beacon-1」を発表した。AIがメールの内容を分析し、経営リスクや新たなビジネス機会を検出する。
社会整備サポート協会と第一情報システムズが提供する「Mail Beacon-1(メール・ビーコン・ワン)」は、AIがメールの内容を分析し、経営リスクや新たなビジネス機会を検出するクラウドサービスである。「経営幹部は、社内の重要な動きを適切に把握し、迅速な意思決定を行えるようになる」としている(画面1)。
画面1:メール内容チェックシステム「Mail Beacon-1」のWeb画面(出典:社会整備サポート協会、第一情報システムズ)拡大画像表示
企業におけるメールの実態について次のように説明している。「社内外で日々膨大なメールが交わされているが、経営幹部はその内容を直接把握することがない。顧客や取引先からの重要な情報が埋もれて適切な対応が遅れたり、取引拡大や改善につながる提案を見過ごして競争優位性を失うリスクがある。また、社内外のやり取りで、意図せずガバナンス違反となる内容が含まれてしまうこともある」
Mail Beacon-1は、企業のメールサーバーと連携して、ルールやアラートの設定に基づき、送受しているメールの内容をAIを用いて定期的に分析する。以下は主な機能である。
- 頻度分析:重要ワードの出現頻度を分析し、異常な傾向や新たな課題の兆候を検出
- トピック分類:メールの内容を自動分類し、業務の傾向や経営リスクを可視化
- 感情分析:取引先や従業員の感情の変化を把握
- 観点分析:コンプライアンスやガバナンス上のリスクを含む文言を抽出
- ダッシュボードによる可視化:分析結果をレポート形式で提供
メール / ナレッジマネジメント / 感情分析
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