コンピューターマネージメント(CMK)は2025年4月24日、保守・運用サービス「CMK AMOサービス for SAP(CASS)」を提供開始した。SAP ERPと関連システムをリモートで保守・運用する。問い合わせ対応・障害対応や運用支援に加え、業務の課題に対して機能改善などの解決策を提案する。料金(税別)は月額15万円/10時間から。
大阪市のSIベンダーであるコンピューターマネージメント(CMK)の「CMK AMOサービス for SAP(CASS)」は、SAPジャパンの「SAP ERP」とその関連システムのリモート保守・運用サービスである。問い合わせ対応・障害対応や運用支援に加え、業務の課題に対して機能改善などの解決策を提案する。企業のIT部門は、保守・運用を一括で委ねることでコア業務に注力できるようになる(図1)。

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SAP ERPと関連システムについてトラブルシューティングを実施する。事象や障害状況を解析して原因を特定し、暫定および恒久対応を策定・実行する。保守・運用に関する問い合わせにも短期間で回答するとしている。
システム運用に必要な手順書などの文書を、内容を整備して更新する。業務を文書化することで、要員に依存しない運用が可能になるとしている。また、ユーザーの要望を基に新機能や改修・改善を提案する。設計、開発、テスト、導入までワンストップで支援する。
料金(税別)は、月10時間までの「シンプルプラン」が月額15万円から、月50時間までの「たっぷりプラン」が月額50万円から。CMKが導入に携わっていないSAP ERPについても保守・運用の対象となるが、その場合はヒアリングを実施後にキャッチアップ費用を別途提示、キャッチアップ完了後に月額費用でCASSを提供する。