[調査・レポート]
国内企業のIT予算、2025年度は47%が増額、前年に続き過去最高を更新─ITR
2025年11月18日(火)IT Leaders編集部、日川 佳三
アイ・ティ・アール(ITR)は2025年11月18日、国内のユーザー企業を対象に実施したIT投資動向調査の一部結果を発表した。年次で実施しているユーザー調査「国内IT投資動向2026」に基づく。国内企業における2025年度(2025年4月~2026年3月)のIT予算額は、前年度比で「増額」と回答した企業が47%となり、過去最高値を記録した2024年度(44%)から3ポイント増加している。
アイ・ティ・アール(ITR)は、国内のユーザー企業におけるIT投資動向を年次で調査している。今年は「国内IT投資動向2026」として2025年8月18日~9月1日の期間、国内企業のIT戦略・IT投資の意思決定に関与する役職者を対象に実施、2214人の有効回答を得ている。
図1:IT予算額の増減予想(2024~2026年度予想)(出典:アイ・ティ・アール)拡大画像表示
調査によると、国内企業における2025年度(2025年4月~2026年3月)のIT予算額は、前年度比で「増額」と回答した企業が47%に達した。過去最高値を記録した2024年度(44%)から3ポイント増加している。
翌2026年度の予測では、増額企業の割合は同水準で推移する見込みだが、10%以上の増額を見込む企業の割合はわずかに減少する見通しという。
IT予算額の増減を指数化した「IT投資インデックス」は2025年度まで5年連続で上昇しており、2006年度の過去最高値(3.88)を19年ぶりに上回る4.10を記録した(図2)。
2026年度の予想値は3.90とやや低下する見込み。ただし、クラウドサービス利用料や人件費の上昇など、実際の支出額は策定時予算を上回る傾向にあることから、2026年度もIT予算の増額基調は継続すると予測している。
図2:IT予算を前年度と比べた増減の大きさを数値化したIT投資インデックスの推移(2001~2026年度予想) (出典:アイ・ティ・アール)拡大画像表示
●Next:重視するIT戦略上の課題で、例年の傾向に変化
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