EMCジャパンは2008年10月1日、統合ネットワークストレージシステム「EMC Celerra」シリーズの新しいエントリーモデル「EMC Celerra NX4」を発表した。
Celerra NX4は、一台でNAS(ネットワーク接続型ストレージ)、iSCSI、およびファイバチャネルSAN(Storage Area Network)に対応しており、分散したファイルサーバーやストレージを単一のプラットフォームへと統合することが可能。
また、ストレージ容量を仮想化するシン・プロビジョニング機能やWebベースの運用環境も利用できる。「EMC CLARiX AX4」のシステムアーキテクチャを基盤とし、エントリーレベルのストレージシステムとしては最高クラスの可用性と信頼性を実現している。価格は、標準構成で231万円(税込)から。
製品には次のような管理機能が含まれる。
- Celerra Manager:ウィザードとボリューム管理の自動化、Webベースのインターフェースによるシンプルで直感的な管理が可能。ファイルシステムのプロビジョニングは4回のクリックで操作できる。
- Celerraシン・プロビジョニング:自動保護機能に加え、ホストとユーザーにストレージの仮想化機能を組み合わせることで、ストレージ管理を合理化しストレージの効率性を高めることが可能。
- Celerra SnapSure:ストレージ容量の使用を最小限に抑えた状態で即座のデータ保護を実現し、ユーザー自身がデータリカバリーとオンラインバックアップに利用できる、読み取り専用および読み書き可能な論理ポイント・イン・タイム・コピーを提供。
- Celerra Replicator:ビジネスクリティカルなデータを複数のリモートサイトに自動的に複製し、シームレスなビジネス継続性とデータ保護を提供する。
Celerra NX4は、大容量SATAディスクドライブおよび高パフォーマンスのSASドライブに対応し、合計で最大60台のドライブ、60TBをサポートする。中堅企業および、リモートオフィス向けのサーバーやストレージが分散した環境に適したネットワークストレージプラットフォームとして、コストパフォーマンスの高いストレージ運用を実現するとしている。
EMCジャパン
http://japan.emc.com
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