レッドハットは2008年10月16日、業界初となるLinuxベースのハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)向け統合製品「Red Hat HPC Solution」の提供を開始した。レッドハットのLinux OSである「Red Hat Enterprise Linux」を基盤に、HPC用途に必要な基本的なソフトウェアを組み合わせたオールインワン・パッケージ製品で、HPCシステムを簡単に短時間で導入することができる。
また同時に、HPCシステムのためにLinux OSのみ必要な顧客向けに、HPC計算処理での利用に限定して、Red Hat Enterprise Linuxを標準価格の約10分の1価格に設定した「Red Hat Enterprise Linux HPC Compute Nodes」の提供を開始した。
「Red Hat HPC Solution」は、「Red Hat Enterprise Linux 5.2」をベースに、2007年11月に業務提携したプラットフォーム・コンピューティングのHPCソフトウェア「Platform Open Cluster Stack 5」をバンドルしている。ジョブスケジューラ、クラスタ導入ツール、クラスタ管理ツール、リソース/アプリケーション監視ツール、高速インターコネクト、開発ツールなど、HPCシステムの導入と管理に必要なすべてのコンポーネントを統合。数週間あるいは数カ月を要すると言われるHPCシステムをわずか1時間以内で導入できる。
同社は今回のHPC関連製品の投入により、科学技術計算分野のみならず金融や製造、バイオテクノロジー関連などにも適用領域が拡がり、国内においても市場拡大が予測されるHPC分野のビジネスに本格的に取り組むこととなる。
「Red Hat HPC Solution」の価格は、4ソケットサーバまで利用可能で、サポートレベルにより、1ノードあたり年間32,800円(税別)からの3種類となる。
「Red Hat Enterprise Linux HPC Compute Nodes」の価格は、2ソケットサーバまでの場合で、1ノードあたり年間10,300円(税別)からの2種類。
「Red Hat HPC Solution」サイト
http://www.jp.redhat.com/hpc/
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