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日本HP、スペース2分の1のブレード型ワークステーションを発売

2008年12月16日(火)IT Leaders編集部

日本ヒューレット・パッカード(以下日本HP)は12月15日、ブレード型ワークステーション「HP ProLiant xw2x220c Blade Workstation」(以下xw2x220c)を発売すると発表した。xw2x220cは、ワークステーションの主要機能をデータセンターに集約し、優れたパフォーマンスとセキュリティ、管理性能を実現する「HP RCS(Remote Client Solution)」に対応する。

「xw2x220c」は、1ブレードのスペースに2ユーザー分の機能を備えたブレード型ワークステーション。使用ユーザー毎に独立した2枚の基板を内蔵し、各基板において最大2基のプロセッサとグラフィックスカード、HDD、メモリなどが搭載可能。

プロセッサには、最新のワークステーション向けプロセッサ「インテル Xeon 5400/5200シリーズ」を採用し、通常のPC以上のパフォーマンスを実現する。同社の現行ハイエンドブレード型ワークステーション「xw460c」と比較すると、HDDのRAID構成やホットプラグなどの機能を省き、搭載可能なグラフィックスカードを限定することによって、低価格化を実現している。

xw2x220cのおもな特長は以下のとおり。

 ■ ワークステーション2台分の機能を1ブレードに集約

1ブレードのスペースを2ユーザーで使用できるため、1台のエンクロージャ内に最大32ユーザー分のブレードを収納することが可能)。データセンターにおける収容スペースを減らすことでコストを削減できるだけでなく、1台でワークステーション2台分の機能を備えるため、1ユーザーあたりのコストパフォーマンスに優れる。

 ■ デュアルプロセッサ+NVIDIA Quadro FXによるハイパフォーマンス

搭載プロセッサを「クアッドコア インテル Xeon 5400シリーズ」と「デュアルコア インテル Xeon 5200シリーズ」から選択可能で、デュアルプロセッサ構成にも対応。グラフィック機能は内蔵グラフィックに加え、より高性能で2画面同時出力が可能な「NVIDIA Quadro FX 770M」を搭載できる。また、データを圧縮して転送することで、少ないネットワーク帯域でも3Dグラフィックスなどの大容量データの高速転送を可能にするソフトウェア「HP Remote Graphics ソフトウェア」にも対応する。

 ■ 専用アプリケーションの多いWindows XPをプリインストール

プリインストールOSとしてWindows Vista Businessのダウングレード権を利用したMicrosoft Windows XP Professionalを搭載し、業務専用アプリケーションなど多くのXP対応ソフトウェアが使用可能。また、リカバリーディスクとして Windows Vista Businessも同梱しており、段階的なOSの移行もスムーズに行える。

xw2x220cは、2009年1月19日より同社の直販営業、および「HP Blade Workstation パートナー」を通じて販売される。販売価格は457,800円~(税込み)。

日本HP
http://www.hp.com/jp/

HP RCSについて
http://www.hp.com/jp/rcs/
 

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HPE / PC / ブレード / ワークステーション / ProLiant

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