[市場動向]

ターボリナックス、中国・北京の望京BPOサービス基地との業務提携を発表

2008年12月23日(火)IT Leaders編集部

ターボリナックス(Turbolinux)は2008年12月22日、中国における日系企業向けデータセンター事業の一環として、中国の北京にある望京BPOサービス基地と業務提携したと発表した。

望京BPOサービス基地とは、北京の望京産業区「望京サイエンスパーク」にあるBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)拠点のことで、電子・機械系企業や移動通信系企業が集結している。携帯電話/次世代通信の研究開発、電子デバイス設計、金融系企業のデータバックアップなど、日系企業および大手企業から業務の外部委託を受ける企業が約200社入居しており、2007年の売上総額は10億元(約135億円)に上ったという。

ターボリナックスは今年10月に中国企業China Satcomと業務提携を行った。そしてChina SatcomブランドのデータセンターサービスやIP電話サービス等のIT付加価値サービスを日系企業向けに提供する事業を2009年1月より開始する。

China Satcomとの業務提携により、実務を望京BPOサービス基地で行うことが可能となり、経営資源の集中とコスト削減を目指す。同社は現地の日系企業に向けて、日本語によるChina Satcomブランドのデータセンターサービスと、強力な通信のインフラストラクチャーを使用した情報セキュリティサービスの提供を実現する。将来的には現地の中国系企業へのサービス提供も計画しているという。

ターボリナックス
http://www.turbolinux.co.jp/

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Turbolinux / Linux / 中国 / アジア / BPO

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