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[新製品・サービス]

コンテンツ管理とWebアクセス管理を連携するコンプライアンスソリューション「SENTO」─アシスト

2008年11月12日(水)IT Leaders編集部

アシストは2008年11月12日、コンプライアンス強化製品「SENTO」を発表した。SENTOは、イントラネット/社内ポータル環境のコンプライアンスを強化するソリューション。韓国アイオン・コミュニケーションズが開発したWebコンテンツ管理システム(CMS)「NOREN」と、米国RSAセキュリティが開発したWebアクセス管理ツール「RSA Access Manager」を組み合わせて動作する。

NORENはアシストが国内独占販売権を持ち、国内350社以上への導入実績があるCMS。一方のRSA Access Controlは、システム利用者の所属や職責、雇用形態などによってコンテンツへのアクセス権限をきめ細かく管理すると同時に、1回の認証で複数のコンテンツに対する認証を行うシングルサインオン機能を備える。SENTOは、これらの製品を連携させることでコンテンツのセキュリティ向上と使い勝手向上の両立を図る製品だ。

具体的には、NORENで管理するコンテンツの参照・更新や配信権限、利用者の役割に応じたアクセス権限をRSA Access Controlで設定。権限のない利用者が不正にコンテンツにアクセスしたり改ざんしたりするのを防ぐ。コンテンツ管理の責任所在を明確にし、問題発生時における迅速な対処も可能にする。さらに、RSA Access Managerのシングルサインオンの機能を使って、複数のコンテンツに効率よくアクセスできるようにする。

NORENは、企業内の情報活用基盤であるイントラネット/社内ポータルの社内情報の信頼性、正確性、堅牢性強化を提供する。この「NOREN」のコンテンツ管理機能と、Web環境におけるアクセス制御とシングル・サインオンを同時に実現する「RSA Access Manager」の特長を融合させたソリューションが「SENTO」である。

「SENTO」の導入によって、以下のような環境を実現できる。

  • コンテンツ(社内情報)の作成/管理/運用を全社的に一元化し、作業を容易にする。
  • コンテンツの参照/更新/配信権限を設定し、作業履歴を管理。それにより情報の改ざん防止やリスクへの迅速な対応を可能にし、管理部門の責任所在を明確化できる。
  • 情報レベルによるアクセス権限の設定ができ、不正アクセスの防止と適切な利用者への情報提供を可能にする。
  • シングル・サインオン機能で、社内に分散した情報を1つのID/パスワードで参照できる。

CMS製品「NOREN」(開発元:韓国I-ON COMMUNICATIONS)は、日本市場特有のニーズを最大限に取り入れ、小規模サイトから大規模サイトまで柔軟に適応することが可能なWebコンテンツ・マネジメント・システム。国内大手企業350社以上への導入実績(2008年3月末)を上げている。製品名の「NOREN」は、「暖簾(のれん)」を語源としているという。
販売価格は、480万円(税別)~。

Webアクセス管理ツール「RSA Access Control」(開発元:RSA Security Inc.)は、Web環境において、所属や職責、雇用形態等による柔軟なアクセス制御と、シングル・サインオンを実現する。イントラ環境で有効なWindowsドメインへのログインとの連携や、よりセキュリティ・レベルの高い認証方式(ワンタイム・パスワード、指紋認証等)との連携も可能。パスワード管理(有効期限、文字数、文字種、世代管理など)も徹底できるため、パスワード認証のセキュリティを強化できる。また、ID/パスワードの一元管理および管理権限の委任が可能なので、管理者の負荷を軽減できる。

価格はNORENが480万円から、RSA Access ManagerのSSO認証ユーザー・ライセンスが1ユーザー当たり5980円。アシストは、イントラネットの構築や再構築を予定している企業を中心に、2009年12月末までに100社への導入を目指す。

アシスト
http://www.ashisuto.co.jp/

「SENTO」
http://www.ashisuto.co.jp/prod/noren_cs/linkage/

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アシスト / CMS / 文書管理 / 韓国

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