イーシステムは2009年1月30日、同社が販売する米UNIFY社のデータベース「SQLBase」の新バージョン、「SQLBase Treasury Edition(SQLBase TE) 11.0.2」を正式リリースしたことを発表した。SQLBaseスタンダード版と比べ、暗号化機能の搭載や不正アクセス対策など、セキュリティ性能が向上している。
軽量/高性能データベースとして知られるSQLBaseは、メンテナンスの容易さを最大の特徴とし、1988年に発売されて以来、中小規模ユーザー向け、またはモバイル用途としてヨーロッパを中心に世界で広く使用されているという。
新バージョンであるSQLBase TE 11.0.2の特徴は以下のとおり。
- 128bit Triple-DESによるデータの高度な暗号化:高強度の暗号化標準である128bit Triple-DESを採用することで、大切なデータを高いレベルで保護。
- データ送受信経路からの盗み取りを防止:データベースとクライアント間のネットワーク上を流れるデータを暗号化することによって、送受信経路を流れるパケットをモニタしてのデータ盗み取りを防止。
- 総当たり攻撃によるパスワード解読の防止:SQLBase TEに対しパスワード解読を目的とした総当たり攻撃が行われた場合、誤ったログインが試みられるたびにリトライ待ち時間が2倍ずつ増加して、パスワードの解読を困難にする。
- DoS攻撃の防止:総当たり攻撃の防止と同様のアルゴリズムによってDoS攻撃に対しても完全な防御が可能。
- 直接改ざんの防止:データベースファイルが直接改ざんされた場合に変更箇所を見つけるデータベースチェックサム機能。
■製品価格(税込み)
- SQLBase Treasury Desktop Single User:9万4500円
- SQLBase Treasury Server 5 Users:36万3300円
- SQLBase Treasury Server 10 Users:64万500円
- SQLBase Treasury Server 25 Users:129万1500円
- SQLBase Treasury Server 50 Users:208万9500円
- SQLBase Treasury Open Server:280万3500円
イーシステム/UNIFY製品のホームページ
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イーシステム
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