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ウォッチガード、セキュリティ管理サービス「SECURE FORCE」を販売開始

2009年2月5日(木)IT Leaders編集部

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは、2009年2月4日、ネットワーク・セキュリティ管理サービス「SECURE FORCE」(セキュアフォース)の販売を同日より開始したと発表した。

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンの「SECURE FORCE」は、同社のUTM(統合脅威管理)アプライアンスである「Firebox X e-Series」のセキュリティ機能を活用し、企業のセキュリティを高める。

 このほかに、同アプライアンスのログデータを収集し、ネットワークのトラフィック、ウイルス、スパムメールなどの情報をわかりやすいグラフィカルなレポートとしてリアルタイムに出力し、企業ネットワークのセキュリティの運用状況の一元的な管理・監視を可能にする。同サービスは、ウォッチガードの認定パートナーより販売される。

 SECURE FORCEの特徴は次のとおり。

  1. ビジュアルな画面で瞬時にネットワークの現状を把握
    ネットワークの利用状況、スパムメールの割合などをわかりやすいグラフで表示する他、各ユーザの名前もレポートに表示可能。「誰が」「いつ」「何をしている」を簡単に把握することが可能です。また、管理画面上のわかりやすいインタフェースで、簡単に詳細情報へドリルダウンできる。
  2. ウェブベースの使いやすいクライアントソフト
    管理者は使い慣れたウェブブラウザで全ての操作を行い、ネットワークセキュリティ情報をリアルタイムで簡単に把握できる。管理者が新たにアプリケーションを導入する必要はない。また、操作はウェブサイトをナビゲートするように全て直感的に行うことができる。
  3. 安全な環境での監視を実現
    ユーザ名とパスワードでログイン管理が行われるので、限られた管理者のみに監視権限が与えられる。また、ログイン履歴は記録されるので、不正なログインがされていないか確認することも可能。
  4. 充実したセキュリティ機能
    ウォッチガードFireboxのUTM機能を活用することによって、高いセキュリティを実現。UTM機能として、ファイアウォールに加え、アンチウイルス、スパムメール対策、ウェブフィルタリングなどのセキュリティを強化できる。
  5. 豊富なレポート類
    豊富なレポートを提供し、企業セキュリティの「見える化」を実現。標準機能として、次のレポートが提供される。
    <ウェブアクセス>
    ・ウェブトラフィック:インターネットに接続したトラフィック情報
    ・ドメイン:インターネットへ接続して閲覧したドメイン情報
    ・ウェブ利用:クライアント端末からインターネットへアクセスした情報
    ・ウェブブロック:インターネット閲覧にてブロックされた記録情報
    ・ウイルスブロック:ブロックされたウィルス情報
    <スパムメール>
    ・スパムメール:受信メールに含まれたスパムに関連情報
    ・添付ファイル:送信・受信メールの添付ファイル名、サイズ、形式
    ・ウイルスメール:受信メールに含まれたウィルス情報
    <不正アクセス>
    ・不正アクセス: 不正アクセスの遮断情報
    ・ポート別アクセス: ポート別のアクセス詳細一覧を表示可能
    ・IPS:不正侵入阻止情報
  6. 訪問ウェブサイトの閲覧画像を参照可能
    訪問したウェブサイトの閲覧画像データを記録することによって、ウェブサイトでの閲覧内容を詳細に把握できる。たとえば、「新聞サイト」において、「経済情報」を閲覧していたのか、それとも「競馬情報」を閲覧していたのか、などを画像データから簡単に把握できる。また、URLがIP アドレスであったり、内容が推測不能なURLであった場合でも、画像データから直感的にウェブサイトの内容を把握することが可能。
  7. ファイル転送、リモートアクセス情報なども把握可能
    FTPを利用したファイル転送情報を記録し、ネットワーク帯域への影響を計ることが可能。また、VPNでのリモートアクセスを監視し、外部からのアクセスを把握することもできる。
  8. レポートのPDF出力
    画面上のボタンを押すことによって、簡単にグラフィカルなレポートをPDFファイルに出力できる。各レポートの期間は管理者が簡単に変更できるため、日別、週別、月別のレポートなどを簡単に作成することが可能。
  9. ログ保存および外部媒体への移行
    ログデータは60日間までサーバーに保存されるため、二ヶ月のネットワークの運用状況をトレンドとして把握することが可能です。また、記録期間を延長できるほかに、DVDなどの外部媒体へCSVファイルとして書き出すことも可能(オプション)。
  10. 低コストでのサービスを提供
    SECURE FORCEは、月額のサービスとして提供されるので、多額の初期投資は必要なく、短時間で導入することが可能。価格は、企業規模に応じて導入される Fireboxモデルによって異なりますが、月額5,000円からの低価格でサービスを開始できる(サービス料のみ。別途アプライアンス機器、サポート料金が必要)。

 同サービスは、株式会社アイ・エム・エヌによって開発された日本市場のみのサービス。なお同サービスには、ウォッチガードFireboxのバージョンアップに伴い、機能を強化し、次期バージョンではアンチウイルス機能強化に加え、SNMP MIB、J-SOX法・その他法令遵守への対応、クライアント集中管理、多言語対応などの機能が追加される予定。

ウォッチガード
http://www.watchguard.co.jp/

アイ・エム・エヌ
http://www.imn.co.jp/

ニュースリリース
http://www.watchguard.co.jp/press/secure_force_1.html

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