[新製品・サービス]
住友電工情報システム、エンタープライズサーチ新版「QuickSolution Ver.7.0」をリリース
2009年2月27日(金)IT Leaders編集部
住友電工情報システムは、検索画面を刷新し、アクセス権限管理やインデックス管理の機能を強化したエンタープライズサーチの新バージョン「QuickSolution Ver.7.0」を開発し、2009年2月26日より販売開始すると発表した。
住友電工情報システムは、2001年4月より全文検索エンジン「QuickSolution」、2002年8月よりエンタープライズサーチ「QuickSolution Portal」を販売し、各企業で活用されてきたが、今回のバージョンより、従来は別製品であった2つを統合してエンタープライズサーチ「QuickSolution Ver.7.0」として販売していくことになったという。
QuickSolution Ver.7.0は、企業内に分散するファイルサーバー、Webサーバー、データベースサーバー、グループウェアに保存された大容量の文書、データに対し、自然文で入力された質問文と類似する文書を高速に全文検索できるエンタープライズサーチで、検索画面の刷新や管理機能の強化により、企業の多様なニーズに対応可能となっている。
同製品の主な新機能の概要は以下のとおり。
- 関連語ツリー表示:検索画面のデザインの刷新により新たに追加された「サイドバー」には、検索結果に対する関連語やカテゴリ分類結果が表示される。特に関連語についてはツリー状で表示されるため、検索対象の絞り込み作業を直感的に行えるようになる。
- サジェスト機能の追加:検索画面でユーザーがキーワードを入力する際に、入力中の文字列で始まる入力候補を一覧提示したり、入力中の文字列と組み合わせて使用されることの多い絞り込みキーワードの候補を一覧提示したりする「サジェスト」機能の追加により、効率的な検索が可能。
- アクセス権限管理の機能向上:従来のリアルタイム権限継承に加え、ファイルサーバーやノーツのアクセス権限情報リストであるACL(アクセス制御リスト)を検索用のインデックスに事前に取り込むことができ、検索実行時には、そのACL情報に基づき高速に権限チェックを行える。
- 権限チェック結果のキャッシュ保持:アクセス権限チェックの結果を一定量、一定期間メモリ内に保存しておき、その情報に基づき権限チェックを行うキャッシュ機能を、従来のWebコンテンツに加えて新たにファイルサーバー、ノーツ、Net-It Central、GlobalDocにも対応させた。
- 権限チェックの高速化:リアルタイム権限継承またはACL取り込みの機能とキャッシュ機能は組み合わせて利用することも可能で、それらの機能により権限チェックを高速化し、検索対象への権限チェック問い合わせの負荷も低減できる。
- インデックス管理強化:複数の検索対象に対するインデックスの更新(再生成および差分更新)を並列処理で実行できる。また、複数の検索対象を任意に選択してインデックス更新をスケジューリングすることも可能で、これらの機能により、大容量のデータに対してもインデックス更新が効率化される。
QuickSolution Ver.7.0の本体の標準価格は、80~500万円。同社では、年間6億円の売上を見込んでいる。
なお、QuickSolutionの検索エンジンとしての主な特徴は以下のとおり。
- 大容量データを高速検索(1台のPCサーバで1TB/1億件のデータを検索。1TB以上は分散検索で対応可能。1000万件のデータを0.1秒で検索)
- 辞書メンテナンスが不要
- 多言語に対応
- 連続運用が容易(インデックスの差分更新、インデックスサーバー機能)
- 権限管理機能が充実(オプション)
- 各種データ形式に対応(RDBやXML、動的生成Webコンテンツも検索可能)
- 分析機能(キーワード抽出、関連語抽出、可視化、クラスタリング、シソーラス構築支援機能など)
- カスタマイズ機能(純国産。Javaで実装されておりプラットフォームを選ばない)
QuickSolution
http://www.sei-info.co.jp/QuickSol/index.html
住友電工情報システム
http://www.sei-info.co.jp/