日本コンピューティングシステムは2009年5月8日、2Uの筐体に4基のブレードを搭載可能な「省スペース・超高密度ブレードサーバシステム」を発表。2009年5月12日より販売を開始する。
同製品は最新のインテル Xeonプロセッサー5500番台搭載ブレードをはじめ、CPU・チップセット・ネットワークの違いにより合計9種類の豊富なラインナップから選択可能。また、1筐体内に異なるタイプのブレードの混在も自由に行える。省スペース2Uラックマウント型の筐体には最大4基のブレードを搭載可能で、 Xeonプロセッサー5500番台搭載ブレードの場合、1筐体あたり最大8CPU/32コア、メモリ192GBを搭載できる。それぞれのブレードはホットスワップに対応しており、メンテナンス時やシステム増強時の利便性・可用性が大きく向上している。
同製品は、最新のCPUを搭載して構築する超高密度ハイパフォーマンス・クラスタシステムや大規模仮想化システム、ストリーミング動画配信などに最適なほか、豊富なブレードバリエーションによる自由度の高いシステム構築が行えるメリットを活かし、アプリケーションの互換性を重視したシステムや中小規模のサーバ統合にも幅広く対応できるとされている。
同製品の主な特長は以下のとおり。
・9種類の豊富なラインナップから選択可能
・省スペース・超高密度設計
・2Uラックマウントケースに4基のブレードを搭載
・ホットスワップ対応ブレード
・1筐体内に異なる種類のブレードを混在可能
・ホットスワップ対応ストレージベイ(3.5インチベイ12基)
・IPMI 2.0対応
・高効率リダンダント電源ユニット(効率93%以上)
・豊富なオプション(InfiniBand/10Gb Ethernet/Fibre Channel/SAS2.0)
「Type BL-XEGIFQ」を選択した場合の構成例と価格は以下のとおり。
・構成例:E5520(2.26GHz)×8基、24GB DDR3、HDD 250GB×4基、QDR 40Gbps InfiniBand×4基
・価格:130万円(税別)
日本コンピューティングシステム
http://www.jcsn.co.jp/
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