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日立ソフト、パンデミックにも対応「BCP遠隔業務ソリューション」を発表

2009年5月23日(土)IT Leaders編集部

日立ソフトウェアエンジニアリング(以下、日立ソフト、現社名:日立ソリューションズ )は2009年5月22日、現実的に可能性が高まっているパンデミックでも社員を守り業務の継続を可能にする、自宅-オフィス間やオフィス-オフィス間での移動制限に対応した「BCP遠隔業務ソリューション」の体系化を発表した。

 今回、本ソリューションの第1弾として、「SecureOnline在宅勤務サービス」に、ハードディスクを搭載しないPC(以下、ディスクレスPC)を1台あたり月額945円(税込)で提供し、すぐに在宅勤務ができるサービスを拡充した。

(1) 「BCP遠隔業務ソリューション」の提供について

 パンデミックでの業務継続には、(a)自宅-オフィス間の移動(通勤)、(b)オフィス-オフィス間の移動(国内出張・海外出張)、(c)顧客先への移動(国内出張・海外出張)、(d)遠隔拠点間の連携(海外オフショア開発等)の4つの観点での対策が必要である。

 日立ソフトでは今回、従来提供してきた(a)自宅で勤務する環境を提供する「SecureOnline在宅勤務サービス」を拡充し、(b)オフィス-オフィス間の移動を不要とする遠隔会議ソリューションと合わせて、BCP遠隔業務ソリューションを体系化した。今後は、(c)、(d)を順次拡大していくとしている。

(2) 「SecureOnline在宅勤務サービス」へのディスクレスPC提供サービス追加について

 日立ソフトは、2008年7月より「鍵(USBキー)」を使って、自宅PCをシンクライアント化し、社内システムへ安全にアクセスできる「在宅勤務サービス」を提供している。しかし、企業によっては、自宅PCを業務で利用させたくないという要望もあり、6月1日よりディスクレスPCですぐに在宅勤務ができるサービスを追加する。さらに、出張などに利用できる10人が1本のUSBキーと1台のディスクレスPCを共有できるサービスも合わせて提供。また、自宅PCを利用する場合は、従来どおりのサービスを利用できる。

 本サービスでは、USBキー1本をディスクレスPCに挿し込むだけで、インターネット回線を通じて社内の自席PCにアクセスできる。新たにシンクライアント環境やネットワーク接続環境の構築などの設備投資や準備期間は必要ない。「SecureOnline在宅勤務サービス」の価格は次のとおり。

1社あたりの月額基本料金は、1万5750円(税込)、VPN接続利用料は、1万8900円(税込)。
1人あたりの月額利用料金は、USBキー利用費用1575円(税込)+USBゲートウェイマシン追加費用315円(税込)+ディスクレスPC費用945円(税込、1年以上利用の場合)。
10人で1つのキーを利用する場合の月額使用料金は、USBキー利用費用1575円(税込)、USBキーマシン接続費用(10アクセスパック)1050円(税込)+ディスクレスPC費用945円(税込)。1人あたり月額357円(税込)になる。
なお、PCの送料は別途必要。
また、月額210円(税込)の追加で、指静脈認証を追加できる。


日立ソフト
http://hitachisoft.jp/

SecureOnlineホームページ
http://hitachisoft.jp/products/so/

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