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[新製品・サービス]

アクセンチュアと日本オラクル、Oracle製品を利用しIFRS導入などを支援

2009年8月6日(木)IT Leaders編集部

アクセンチュアと日本オラクルは2009年7月8日、日本オラクルの本社内にオラクルアプリケーション関連のソリューション開発施設「アクセンチュア オラクル・イノベーション・センター」を開設した。ERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」を中心に、オラクル製品の導入支援サービスや検証環境を顧客に提供する拠点と位置づける。両社はすでに米・英に同様のセンターを開設済みで、両センターとも連携して欧米の先進事例を基にしたサービスの開発を進める。

 センターでは、(1)サプライチェーンマネジメント(SCM)と経営管理を中心としたシステム導入を支援する「Enterprise Sales & Operation Planning(S&OP)ソリューション」と、(2)国際会計基準(IFRS)適用支援の「IFRS対応ソリューション」の2つを2009年中に提供する予定。(1)はアクセンチュアが持つ業種別ノウハウを基に、E-Business Suiteや需要予測管理製品「Oracle Demantra」を中心としたシステムを構築する。(2)はIFRS適用に伴うシステム面での影響度を診断キットで調査し、必要となるシステム構築を支援する。たとえば調査の結果、まず連結財務報告書でのIFRS対応を優先すべきと判断した場合は連結会計製品「Oracle Hyperion Financial Management」の導入を進める、といった形になる。

 IFRS分野では、アクセンチュアはすでに影響度調査を中心としたIFRS導入支援サービスを独自に提供している。同社は、今回のセンターを同サービスの付加価値を提供する場とする。

 日本オラクルも、アクセンチュアを含むパートナー団体「IFRSパートナーコンソーシアム」を09年2月に設立済み。今回のセンターとは「協調しながら、補完関係を築きたい」(同社)という。

関連キーワード

IFRS / Oracle / Accenture / E-Business Suite / S&OP / SCM

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