マーケティング支援会社のビルコムは2009年9月16日、CGMマーケティングと共同で、同日より「TwitterPR」の販売を開始すると発表した。「TwiiterPR」は、両社が、集客、運用、効果測定を一貫して提供する。ビルコムがWeb上でのPRを展開し、CGMマーケティングがTwiiter内で広告配信を行い、短期間で効率的に企業のTwitterアカウントへの集客を図る。またビルコムが、Twitter運用支援ツール「tweetmanagerβ版」を利用し、投稿の企画・制作・配信を実施する。
2006年に米国でサービスを開始したTwitterは、2008年4月に日本版のサービスを開始して以来、ユーザー数は順調に増えている。そして、ユーザー数の増加に伴い、企業のCRM(Customer Relationship Marketing)活動として活用され始め、今後、国内でも既存顧客との関係を強化するツールとして活用されることが予想されている。一方で、企業がTwitterを活用したマーケティング活動を実施する上で、自社のTwitterアカウントへの集客と、ユーザーとの関係を維持する定常的な運用負荷が課題となっている。
「TwitterPR」サービスの特長は次のとおり。
- 広告とPRの連動により、短期間で集客が可能
ビルコムが、企業のTwitterアカウント開設をPRすることで、Twitterを利用していないユーザーへ認知を図ることが可能となる。またCGMマーケティングがTwitter上でバナー広告枠の配信とナビゲーションサイト「twinavi」でのアカウント告知をすることで、既存Twitterユーザーを企業のTwitterアカウントへ誘引することが可能となる。 - 投稿(つぶやき)の企画・制作・配信により、定常的な運用支援を実現
ビルコムが200社以上の取引で蓄積したメッセージ開発力を活かし、ユーザーの視点に立った、投稿(つぶやき)を企画・制作・配信し、Twitterの定常的な運用を支援する。 - 費用対効果を検証できる効果測定が可能
ニュース露出数、ブログ露出数、投稿(つぶやき)からのクリック数などの効果測定が可能となり、Twitterのマーケティング効果を検証できる。
提供サービスの内容は次のとおり。
【集客支援サービス】
- Web PR(PRメッセージ開発、プレスリリース配信、リリース配信後フォロー)。
- Twitter内広告枠およびナビゲーションサイト「twinavi」でのアカウント告知枠。
【運用支援サービス】
- アカウント運用支援ツール「tweetmanagerβ版」の利用。
- アカウント運用(配信メッセージ企画・制作・配信・効果測定)。
【効果測定】
- 効果測定(ニュース露出数、ブログ露出数、フォロー数、Tweet(つぶやき)からのクリック数等)。
- 効果測定レポートの作成・提出。
販売価格は、350万円~。
両社は今後、企業のマーケティング部、宣伝部などをターゲットとし、初年度10件以上の導入を目指すとしている。
ビルコム
http://www.bil.jp
CGMマーケティング
http://www.cgmm.co.jp/