バッファローは2009年10月7日、RAID機能搭載iSCSI対応ハードディスク「テラステーション IS」のラインアップで新しく、サーバーの増設ディスクとして利用可能な「TS-IXL/R5シリーズ」(縦置きモデル、2TB・4TB)、および「TS-RIXL/R5シリーズ」(1Uラックマウントモデル、2TB・4TB・6TB・8TB)の計6製品を発売すると発表した。同社の従来モデル比で約1.5倍の転送速度94MB/秒を実現しているとのこと。
バッファローは、RAID機能搭載iSCSI対応ハードディスク「テラステーション IS」のラインアップで新しく、サーバーの増設ディスクとして利用可能な「TS-IXL/R5シリーズ」(縦置きモデル、2TB・4TB)、および「TS-RIXL/R5シリーズ」(1Uラックマウントモデル、2TB・4TB・6TB・8TB)の計6製品を発売する。同社の従来モデル比で約1.5倍の転送速度94MB/秒を実現しているという。
発売される製品の型番と希望小売価格は、下表のとおり。出荷予定時期はいずれも2009年10月中旬(「TS-RIX8.0TL/R5」のみ受注生産)。
縦置きモデル「TS-IXL/R5シリーズ」
型番 | 容量 | 希望小売価格 |
TS-IX2.0TL/R5 | 2.0TB | 16万円 |
TS-IX4.0TL/R5 | 4.0TB | 29万円 |
1Uサイズ ラックマウントモデル「TS-RIXL/R5シリーズ」
型番 | 容量 | 希望小売価格 |
TS-RIX2.0TL/R5 | 2.0TB | 20万円 |
TS-RIX4.0TL/R5 | 4.0TB | 33万円 |
TS-RIX6.0TL/R5 | 6.0TB | 43万円 |
TS-RIX8.0TL/R5(受注生産) | 8.0TB | 58万円 |
発表による製品の特徴は以下のとおり。
iSCSI規格対応
- IPネットワーク接続:既設のIPネットワークに接続して利用できる
- PC/サーバーに「iSCSIイニシエーター」をインストールすることによりローカルディスクとして利用可能
- 94MB/秒の転送速度(2009年10月同社調べ)
複数の内蔵ドライブにデータを書き込み、保護するRAID機能
- 「RAID10モード」、「RAID5モード」、「ミラーリング(RAID1)モード」、「ストライピング(RAID0)モード」、「ノーマルモード」の全5モードをサポート(出荷時設定はRAID5モード)
ハードなアクセスに応える熱設計
- エアフロー:筐体内で熱源となるドライブ・電源・基板の配置を放熱しやすいよう最適化。さらにドライブにそれぞれ吸気口を設け、効率的に外気を取り込み冷却する。
- 冷却ファン:信頼性のキーポイントとなる軸受部分には、安定した動作のダブルボールベアリングを採用。
- 温度センサー:冷却ファンの動作をコントロールする。異常高温時には自動シャットダウン機能が動作しシステムを保護。また、縦置きタイプのTS-IXL/R5シリーズでは、大口径ファンを低速で回転させることで、静音性にも配慮している。
1Uサイズ 19インチラックマウントが可能(「TS-RIXL/R5シリーズ」のみ)
- TIA/EIA-310-D規格準拠の汎用19インチラックに搭載可能。関連機器やケーブル類を集約することで、他機器との接続や集中管理が行える。
- ラックで保護することで機器本体の盗難防止にも役立つ。ラック取付用金具は、製品に標準添付。
- 1U型のラックマウントフォームファクターを採用し、HDD4台搭載を維持しながら、スリムなボディを可能にしている。
その他の機能
- 厳しい検査をパスしたHDドライブ:RAID5での稼働検査を実施
- 無停電電源装置(UPS)対応
- 稼働したままHDドライブを交換できる、ホットスワップ対応:フロントからドライバレスで交換可能
- 稼働状況を把握できる液晶ディスプレイ搭載
TS-IXL/R5シリーズ製品情報サイト
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/ts-ixl_r5/
TS-RIXL/R5シリーズ製品情報サイト
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/ts-rixl_r5/
バッファロー
http://buffalo.jp/