ミラポイントジャパンは2009年10月22日、電子メールのアーカイブ(長期保存)用途に特化したアプライアンス「RazorSafe」のソフトウエアを強化し、新たにリモート・バックアップ機能を追加したと発表した。11月11日に販売/出荷する。価格は従来と変わらず、750人までを想定したエントリ・モデルで346万5000円(税別)など。
今回の新版では、障害対策機能を強化した。まず、従来からサポートしていたテープ装置(SCSI接続)へのデータ・バックアップに加えて、任意のNAS(CIFS/NFS)に対してリモート・バックアップできるようにした。災害対策として遠隔地にデータを転送することが可能になる。また、メール・データだけでなくインデックスもバックアップの対象にしたことで、リストアに要する時間を短縮した。
さらに、可用性を高めるための各種の運用管理機能を追加した。自前でRAIDアレイやプロセスの稼働状況を監視して問題発生時に管理者に通知できるようにしたほか、外部の運用管理ソフトからSNMP経由でRazorSafeを監視できるようにした。RazorSafeへのSSHログインも可能になった。また、ネットワーク帯域に応じてメールの取得を中断するといった制御を可能にした。
なお、RazorSafeの特徴は、アーカイブ対象メールをPOP3/IMAP4経由やインポート・ファイル(pstやeml形式)経由で取り込む点である。これにより、SMTP中継経路など既存のメール・サーバー環境に変更を加えることなく、アーカイブ・システムを追加できる。
RazorSafeは、ハードウエア性能やストレージ容量の違いに応じて、4モデルを用意している。容量はそれぞれ、(1)RazorSafe 150が1TB(RAID 1)、(2)RazorSafe 200が2TB(RAID 5)、(3)RazorSafe 400が4TB(RAID 5)、(4)RazorSafe 6000が容量7TB(RAID 5)。
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