アイネットは2009年10月13日、VMware認定技術者が仮想化環境の設計や構築、運用、監視といった一連のプロセスを支援する「仮想化オール・イン・ワン サービス(VAiOS)」を発表した。
VAiOSの主なサービスメニューは大きく3つある。仮想化環境の「設計・構築」「運用コンサルティング」「運用代行」である。中でも特徴的なのが、運用代行サービスだ。これは、アイネットの仮想化運用代行センター(VOC)にハウジングしている仮想化環境に加えて、ユーザー企業が自社内に保有する仮想化環境を一元管理するサービス。仮想マシンの作成やリソース監視、バックアップといった作業を、VOCの技術者が一括して実施する。これにより、ユーザー企業はシステム運用負荷を軽減できるほか、仮想化技術に精通した担当者の養成にかかるコストを削減できる。
VAiOSではこのほか、「Easy Cloud」と呼ぶプライベートクラウド環境も提供する。このサービスにより、企業は自社のIT資産と同じ仕様・サービスレベルのシステムを、VOCのPaaS環境上においてオンデマンドで利用できるようになる。Easy Cloudでは、IT資産の一部をクラウド化した場合の費用対効果を算出するコンサルティングサービスも提供する。
サービス料金は、VOCでの運用代行サービスのみを利用した場合で1カ月30万円から。設計・構築や運用コンサルティングサービスなどは別途見積もり。アイネットは「これまで専門知識を持つIT人材が不足していたため仮想化技術を導入できなかった中堅・中小企業を中心に、3年で150社への導入を目指す」としている。販売はヴイエムネットが担当する。
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