伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2010年1月5日、米Pitney Bowes Software Inc. (ピツニーボウズ・ソフトウェア)の帳票自動生成に関するソフトウェアを用い、トランスプロモ対応帳票システム「ePromo(イープロモ)」を開発し、同日よりクラウドサービスとして本格展開を開始すると発表した。売上目標は3年間で10億円。
CTCは、2009年10月に米国郵便処理システム大手のピツニーボウズの100%子会社であるピツニーボウズ・ソフトウェアと販売代理店契約を締結。同社の帳票自動生成に関するソフトウェアを元に、独自サービス「ePromo」を開発した。
ePromoは、ユーザーの望む情報を望むフォーム(メディア)で提供するサービス。明細データをシステムに入力すると、ユーザーごとに帳票イメージを自動生成し、Webや明細書、圧着ハガキなど、様々なメディアに出力することが可能となる。
あわせて、請求書や利用明細書のスペースをマーケティングツールとして活用し、ターゲットごとに広告を掲載するなど、One to Oneマーケティングの実現も可能にする。コスト削減や環境保護の観点から一層高まる顧客ニーズに対し、トランスプロモ、バリアブルフォームなどにより、一元管理された顧客情報を利用明細と組み合わせることで、コストの削減と一人ひとりに合った情報の提供を支援する。CTCは、2010年度中を目処にePromoに自動決済サービスの追加を検討している。
CTCは同サービスを、自社で保有するデータセンターからクラウドサービスとして提供。クレジットカード業、保険業、物流業、給与計算代行業務、カーリース・レンタカー・カーシェアリング業界をはじめ、大量の帳票を取り扱う企業に対して、積極的に営業活動を展開する。
伊藤忠テクノソリューションズ
http://www.ctc-g.co.jp/
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