NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2010年1月18日、VPN環境でファイルサーバー機能を利用できる、クラウド型のストレージサービス「Bizストレージ」の受け付けを2010年1月19日から開始すると発表した。同社の「BizCITY」コンセプトに基づいたクラウド型サービスとして、旧称「グリーンストレージ」から「Bizストレージ」へと改称されたもの。
提供メニューとしては、100GBから10TBまで、ストレージ容量を100GB単位で提供する。価格(税込み)は、初期費用が2万1,000円、月額料金は2万1,000円/100GB(GBあたり210円)から。
同社によるサービスの特徴は、以下のとおり。
- 顧客自身で新たな機器購入や設置場所の確保、保守運用を行う必要がないため、導入時の初期投資を抑えることができる。
- ストレージ容量は100GB単位で増減可能で、必要なときに必要な分だけ利用できる。
- BizCITYのアプリケーション接続サービス(VPNサービス上で各種アプリケーションサービスを利用可能なゲートウェイサービス)により、ストレージにアクセスするためのトラフィックを意識することなく利用できる。
- 一般的なIT資産管理ツールであるActive Directoryとの認証連携が可能で、フォルダやファイルの管理権限をそのまま適用できる。
- NTT Comのデータセンターにデータを保管し、VPNサービスまで同社がワンストップで提供することでサービスの可用性と安全性を確保。
同社では、セキュアなVPN環境で利用できる大容量ストレージサービスを顧客に提供することで、ファイルサーバーのアウトソーシングニーズに応え、コスト削減や運用負荷軽減を支援するとしている。
「Bizストレージ」
http://www.ntt.com/saas/biz-storage/index.html
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)
http://www.ntt.com/