日本オラクルは2010年1月、人事管理や勤怠管理、評価などの機能を持つ人材管理アプリケーションの新版「PeopleSoft Enterprise Human Capital Management 9.1」を出荷した。新版の目玉機能は「後任計画」である。重要な役職について後任候補者を登録しておき、各候補者が持つスキルや経験を数値化して管理。現職者の異動や退職に際し、そうした数値情報を基に適任者を合理的に判断できる機能という。
日本オラクルは、人事管理や勤怠管理、評価などの機能を持つ人材管理アプリケーションの新版「PeopleSoft Enterprise Human Capital Management 9.1」を出荷した。
人材育成を支援する「キャリアプラン」と呼ぶ機能も強化した。組織の上長は部下1人ひとりが現状で持つスキルや経験と、希望職務や役職に必要な資質とのギャップを視覚的に分析。ギャップを縮めるため、その部下に受けさせるべき研修をシステム上に登録できる。「目標管理機能」では全社的な経営戦略をブレークダウンし、部門や個人レベルの目標へと落とし込める。
PeopleSoft Enterprise Human Capital Management 9.1のライセンス費用は、社員100人が人事管理機能のみを利用した場合で201万円から。導入費用は含まない。
Oracle / HCM / PeopleSoft / 基幹システム
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