HDEは2010年2月4日、ウイルス対策機能と迷惑メール対策機能を搭載したメールセキュリティアプライアンスサーバー「tapirus(タピルス)Mi1000」の上位バージョン、「tapirus(タピルス)Mi2000」を2010年2月26日より販売開始することを発表した。
「tapirus Miシリーズ」は、HDEとエフセキュアの緊密なアライアンスにより、高性能でありながら低価格を実現したメールセキュリティアプライアンスサーバー。ハードウェアの購入や、アプリケーションやOSのインストールが不要なため低コストで導入することが可能で、サポート更新費用も他社類似製品に比べて割安な価格を設定されている。
「tapirus Mi2000」シリーズは、ハードウェアのスペックを増強し、従来のMi1000シリーズと比較して2倍のパフォーマンスアップを実現。加えて、ハードウェア障害への耐久性も強化されている。
「tapirus Miシリーズ」の主な製品機能は以下のとおり。
- 迷惑メール対策機能
同社が日本で開発してきた迷惑メール対策ソフトウェア「HDE Anti-Spam」と同等のエンジンを搭載し、他社製品と比較して、日本語の迷惑メールに対する高い検知性能を誇る。また、メール受信時に接続元の正当性を判断するフィルタリング技術と、コンテンツの内容を検証しフィルタリングする技術を組み合わせることで、迷惑メールの処理パフォーマンスと精度維持の両面を実現。 - ウイルスメール対策機能
他社類似製品に見られるようなフリーのエンジンではなく、グローバルにインターネットセキュリティ製品を提供しているエフセキュアのアンチウイルスエンジンを搭載。エフセキュアの製品は、ウイルス検知率や最新のウイルスへの対応速度などにおいて、第三者から高い評価を得ている。
同製品の仕様は以下のとおり。
・CPU:Intel Xeon X3440(2.53GHz)
・メモリ:4GB
・HDD:160GB(RAID)
・電源容量:250W
・本体寸法:45(H)×440(W)×350(D)mm(ハーフラックサイズ)
・付属品:電源ケーブル
同製品の価格は79万8,000円(税込)。次年度サポート更新費用として29万4,000円(税込)が必要となる。
製品ページ
http://www.tapirus.jp/