エフセキュアは2010年3月11日、アンチウイルス、アンチスパイウェア、アンチスパム、メールフィルタリングと、ウイルス定義ファイルの自動更新機能を備えたMicrosoft Exchangeサーバ向けのゲートウェイ型ウイルス対策ソフト「エフセキュア アンチウイルス Micrsoft Exchange」を2010年4月1日より販売開始すると発表した。
「エフセキュア アンチウイルス Microsoft Exchange」は、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェア、アドウェアなどのマルウェアのリアルタイムスキャン機能を搭載したMicrosoft Exchangeサーバ(2003、2007および2010)向けのゲートウェイ型ウイルス対策ソフト。
ネットワーク内のメールトラフィックを含む全てのメールの送受信と添付ファイルをリアルタイムにスキャンするメールフィルタリング機能や、Microsoft Exchangeのパブリックフォルダで共有しているファイル群のリアルタイムスキャン機能を搭載する。また、リアルタイムアンチスパム機能は、メール本文やメールトラフィックのパターン検出技術も応用し、メール本文やメール形式、言語に依存せず、あらゆるタイプの迷惑メールからユーザ企業を守る。
同製品の主要機能は以下のとおり。
- メール送受信時のリアルタイムスキャン(アンチウイルス・アンチスパイウェア・アンチアドウェア)
- パブリックフォルダのリアルタイムスキャン(アンチウイルス・アンチスパイウェア・アンチアドウェア)
- スパムフィルタリング
- 「エフセキュア ディープガード」によるゼロデイ対策
- 「エフセキュア ポリシーマネージャ」による集中管理
- 自動更新機能
- スキャンエンジンの自動アップデート
- エフセキュア アンチウイルス Windowsサーバ 9.00との完全互換性(同時インストールをサポート)
- シンプルな操作性を備えた日本語対応Webベースの設定画面
- Microsoft Exchange 2010サポート
- Microsoft Exchange各バージョンがサポートするクラスタ構成に対応
同製品の価格は、100~249ユーザーの場合1ユーザーあたり2440円。ボリュームが増えるほど1ユーザーあたりの価格は安くなり、1000~2499ユーザーでは1870円となる。
エフセキュア
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